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〈Original Papers〉視覚的注意の集中がもたらすマイクロサッカードの抑制効果 CiNiiでみる
- 著者名:
- 遠藤 翔 小濱 剛
- 抄録:
- [要旨] 注視時に不随意に発生するマイクロサッカードの発生機序と, 視覚的注意機構との関与を示す報告が相次いでいる. 先行研究の多くは, 注意の移動に伴ってマイクロサッカード発生頻度が増加することを指摘しているが, 一方では, 注意の集中によってマイクロサッカード発生頻度が低下する可能性を示唆する報告もあり, いずれの見解が妥当であるのか結論は得られていない. そこで本研究では, 注意の集中によりマイクロサッカードの発生頻度が減少することを仮定し, 注視を維持した状態で注意の集中度を制御する実験を行い, このときのマイクロサッカードの発生頻度について解析を行った. 実験課題は, モニタ中央に連続的に表示される英字を妨害刺激とし, ランダムなタイミングで表示される明るさの異なる英字を目標刺激として読み取るものであり, 輝度コントラストが高い場合をHigh Contrast 条件 (HC), 低い場合をLow Contrast 条件(LC), 文字の読み取りを課さない場合をControl条件とした. これら3つの条件で注意の集中度をコントロールし, このときの眼球運動を計測してマイクロサッカード発生頻度の解析を行った. 注意の集中度合いを検証するため, 文字の読み取りと同時に, 周辺視野に配置した低い空間周波数のガボールパッチを一定速度で左右いずれかに回転運動させ, 回転方向の検出を課した. 実験の結果, LC条件においてマイクロサッカードの発生が抑制される傾向が示され, ガボールパッチの検出率から, この条件において注意がより集中されていたことが確認された. このことから, 注意の集中によりマイクロサッカードが抑制されることが示唆された. [Abstract] Recent studies show that the mechanism responsible for the occurrence of microsaccades, which are small involuntary shifts in the eye-gaze position, is related to the visual attention system. Some of these studies show that the microsaccade rate increases with attention shift. In contrast, the other studies indicate that the occurrence of microsaccades is inhibited when visual attention is focused around a fixed target. It has not yet been established as to which of these conclusions is correct. In this study, we hypothesized that the microsaccade rate decreases with focal attention and carried out experiments to control the focus of subjects' attention when they were maintaining their fixation. Using a rapid serial visual presentation (RSVP) paradigm, we displayed alphabets at the center of a CRT display. Subjects were instructed to detect randomly displayed blackish letters from among the gray letters on the screen. The contrast between the target and distractor letters was adjusted to either high contrast (HC task) or low contrast (LC task) in order to control the degree of focal attention. As a control, no target letters were displayed (Control task). While subjects were pursuing these tasks, their fixation eye movements were measured. To verify the degree of focal attention, we tested the subjects on a rotation direction detection task; this task involved the detection of a low-spatial-frequency Gabor patch that rotated clockwise or counterclockwise at a uniform speed in the subject's peripheral vision. The results indicate that microsaccade rate was more inhibited in the LC tasks. The results of the Gabor-patch rotation detection show that the subjects' visual attention was more intense around the fovea in the LC tasks than in the HC tasks. These results suggest that the microsaccade rate varies with the degree of focal attention around the foveal region.
- 出版年月日:
- 2012-3 ,
- 巻:
- 0 ,
- 号:
- 29 ,
- ページ:
- 7-15 ,
- ISSN:
- 13427202
バレーボールのリーグ戦を通した試合前・中の心理的状態の変容 CiNiiでみる
- 著者名:
- 西野 明 ニシノ アキラ Nishino Akira
- 抄録:
- 本研究では,大学バレーボー選手を対象として,リーグ戦を通した試合前・中の心理状態の特徴や変容について検討を行った。その結果,男女比較による試合前の心理状態に関して,「リラックス度」は男子,「作戦思考度」は女子の方が高い傾向が認められた。また,レギュラー選手と非レギュラー選手による比較においては,「勝利意欲」のみに有意差が認められ,先行研究でのサッカー選手や大学女子バレーボール選手を対象とした結果を支持するものであった。さらに,試合中の心理状態に関しては,勝敗の影響もあり男女で異なる要因がいくつか挙げられた。試合前・中の心理状態がダイレクトに競技パフォーマンスに影響を与えることは多くあり,最近では心理的コンディショニングのためにメンタルトレーニングを実施するスポーツ選手も多くなった。今後は,競技スポーツで最高のパフォーマンスや実力を発揮する上で,男女の特徴や試合の勝敗などの要因を考慮しながら心理的コンディションとの関係を探索する必要がある。
- 出版年月日:
- 2012-03 ,
- 巻:
- 60 ,
- 号:
- 0 ,
- ページ:
- 197-201 ,
- ISSN:
- 1348-2084
「リーダーの視線」に関する意識調査 : 本科5年生と現役リーダーの比較 CiNiiでみる
- 著者名:
- 田中 博
- 抄録:
- 高専教育において、「リーダーの視点」を育成するための効果的な取り組み方法を検討するために、「リーダーの視点」に関する意識調査を実施した。沖縄工業高等専門学校、生物資源工学科、本科5年生(沖縄高専生区:38名)、企業で活躍する課長職以上のビジネスリーダー(ビジネスリーダー区:20名)および大学や公的研究機関で活躍する准教授職以上の研究リーダー(研究リーダー区:12名)を対象として調査を実施した。「リーダーの視線」には、サッカー日本代表チームの主将である長谷部誠の著書「心を整える。勝利をたぐり寄せるための56の習慣」で紹介されている「56の習慣」を選択肢として採用し、調査対象者にはこの中から「リーダーの視線」として重要だと考える「習慣」を、それぞれ3つ選択させた。その結果、ビジネスリーダー区と研究リーダー区はともに、「真のプロフェッショナルに触れる」、「苦しいことは真っ向から立ち向かう」、「勝負所を見極める」、「感謝は自分の成長につながる」を高い選択率(42%〜15%)で支持した。一方、ビジネスリーダー区は「変化に対応する」を20%の選択率で支持したが、研究リーダー区の選択率は0%であった。また、研究リーダー区は「群れない」を33%の選択率で支持したが、ビジネスリーダー区の選択率は10%と低かった。他方、沖縄高専生区は「マイナス発言は自分を後退させる」、「先輩に学ぶ」を高い選択率(26%、18%)で支持した。リーダーが19〜16%の選択率で重要と考えた3つの習慣、「苦しいことには真っ向から立ち向かう」、「常にフラットな視線を持つ」、「勝負所を見極める」については、沖縄高専生区は選択しなかった。以上の結果から「リーダーの視線」について、組織やチームのリーダーであっても役割や環境が異なるとリーダーとしての視線も異なること、沖縄高専生区とリーダー区の意識には経験に基づいた差異が観察されること、リーダー区が支持し沖縄高専生区が選択しない習慣は、高専生に「リーダーの視線」を気づかせるためのツールとして活用できる可能性が示唆された。
- 出版年月日:
- 2012-03 ,
- 巻:
- 6 ,
- 号:
- 0 ,
- ページ:
- 55-62 ,
- ISSN:
- 1881722X
<論文>2010年W杯サッカー南アフリカ大会におけるインプレーとアウトオブプレー時間 CiNiiでみる
- 著者名:
- 小林 久幸
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2012-03 ,
- 巻:
- 18 ,
- 号:
- 0 ,
- ページ:
- 21-27 ,
- ISSN:
- 13414720
運動直後の市販酢酸飲料摂取が疲労回復に及ぼす影響 CiNiiでみる
- 著者名:
- 鉄口 宗弘 東 庸介 三村 寛一 てつぐち むねひろ あずま ようすけ みむら かんいち TETSUGUCHI Munehiro AZUMA Yosuke MIMURA Kan-ichi
- 抄録:
- 本研究は大学女子サッカー選手を対象に,運動後に市販酢酸飲料を摂取させ,その後の疲労回復に及ぼす影響について検討を行った。その結果,サッカー練習後の市販酢酸飲料は,翌日の疲労自覚症状を減少させる傾向を示した。高強度運動としてのウィンゲートテスト後の市販酢酸飲料摂取により,運動後5分と10分の血中乳酸濃度がスポーツドリンク摂取時に比べて低値を示す傾向を示した。また,対象全員が味に対して高評価を示し,ほぼ全員が運動後に摂取可能であると回答した。以上より,市販酢酸飲料は運動後でも比較的摂取しやすく,運動後の疲労回復効果および運動翌日の主観的な疲労を軽減させる可能性が示唆された。The purpose of this study was to determine the effect of recovery of fatigue to intake commercial drink containing vinegar after exercise in university girl football players. As a result, to intake commercial drink containing vinegar after football's practice were improved subjective symptoms of fatigue on the next day. Blood lactate concentration which intake commercial drink containing vinegar after Wingate aerobic test was lower than sports drink five and ten minutes after exercise. All subjects' who intake commercial drink containing vinegar evaluated taste great, and nearly everyone also evaluated to be able to intake it after exercise. In conclusion, it was suggested that to intake commercial drink containing vinegar improved subjective symptoms of fatigue on the next day, restrained the increase in blood lactate concentration, and promoted the blood lactate removal after exercise.
- 出版年月日:
- 2012-02-29 ,
- 巻:
- 60 ,
- 号:
- 2 ,
- ページ:
- 59-68 ,
- ISSN:
- 03893472
日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状と展望(Ⅰ)―日本女子サッカー(なでしこ)リーグの歴史と現状― CiNiiでみる
- 著者名:
- 輪田 真理 入口 豊 井上 功一 山科 花恵 東明 有美 わだ まり いりぐち ゆたか いのうえ こういち やましな はなえ とうめい ゆみ WADA Mari IRIGUCHI Yutaka INOUE Koichi YAMASHINA Hanae TOMEI Yumi
- 抄録:
- 本研究は,現在なでしこリーグの中でもトップクラスの環境を持ち,日本代表選手を多く輩出しているJリーグ所属浦和レッドダイヤモンズの下部組織である「浦和レッドダイヤモンズレディース」と,ぎりぎりのクラブ運営の中でもなでしこリーグ残留を続け,日本女子サッカーリーグでは最も歴史のある市民クラブ「伊賀フットボールクラブくノ一」(筆者所属)の事例を中心に,日本女子サッカーリーグ所属クラブの現状を明らかにし,それらから見ることのできる課題を検討することで,日本女子サッカーリーグ所属クラブの展望を考察することを目的とするものである。本稿では,まず,その前提となる日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)の歴史と現状を明らかにした。Japan national women's football team won the World Cup of Women's Football in 2011.7. After then Women's Football is rapidly gaining popularity in Japan. However, an environment of women's football in Japan is not favorable. The purpose of this study was to examine the current status and the future prospects of the Japan Women's Football League through the case study of the two teams (Urawa Red Diamonds Ladies and Iga Football Club Kunoichi) belong to the League. Especially, before examining the case study of the two teams, the present study is to examine the History and Current Status of the Japan Women's Football League the following topics :1. Japan Women's Football League (1)Establishment and purpose of the Japan Women's Football League (2)History of the League (3)Restart of the League (4)Reformation of the League2. Reformation of“Nadeshiko League”3. “Nadeshiko Vision”
- 出版年月日:
- 2012-02-29 ,
- 巻:
- 60 ,
- 号:
- 2 ,
- ページ:
- 15-28 ,
- ISSN:
- 03893472
高校サッカー選手の夏合宿におけるコンディショニングについて ― 食事内容と身体組成の関連性― CiNiiでみる
- 著者名:
- 樹森 大介 上條 隆 Kimori Daisuke Kamijo Takashi
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2012-02-14 ,
- 巻:
- 47 ,
- 号:
- 0 ,
- ページ:
- 87-97 ,
- ISSN:
- 0533-6627
渦中のひと 佐々木則夫サッカー女子日本代表監督の告白 なでしこはまだ伸びる CiNiiでみる
- 著者名:
- 佐々木 則夫
- 抄録:
- 2011年は「なでしこジャパン」一色に染まった年だった。2011FIFA女子ワールドカップで初優勝を果たし、今年は、ロンドンオリンピックでの活躍が期待される。なぜ、佐々木則夫監督は女子サッカーを世界の頂点に導くことができたのか。 女子チームをまとめ上げるそのマネジメント手法は、企業経営にも生かせるものだ(日本イノベーター大賞特別賞の受賞談話などを基に構成)。
- 出版年月日:
- 2012-01-09 ,
- 巻:
- 0 ,
- 号:
- 1623 ,
- ページ:
- 90-93 ,
- ISSN:
- 0029-0491
現代の肖像 サッカー日本代表キャプテン 長谷部誠 新世代リーダーはまじめな自己チュー CiNiiでみる
- 著者名:
- 忠鉢 信一
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2012-01 ,
- 巻:
- 25 ,
- 号:
- 1 ,
- ページ:
- 56-60 ,
- ISSN:
- 0914-8833
分布類似度とWikipediaから獲得した構造情報を利用した上位下位関係獲得 CiNiiでみる
- 著者名:
- 山田 一郎 鳥澤健太郎 風間 淳一 黒田 航 村田 真樹 ステインデ・サーガ フランシス ボンド 隅田 飛鳥 橋本 力
- 抄録:
- 質問応答などの自然言語処理アプリケーションが実用レベルに至るには,計算機で扱うことのできる,世界についての膨大な知識を構築する必要がある.本論文では,そのような知識の筆頭といえる,「サッカー選手/長友佑都」などの語句間の上位下位関係を自動獲得する手法を提案する.提案手法は,Wikipediaから獲得した上位下位関係と,Webテキストから獲得した語句間類似度情報を併用することで,網羅的かつ高精度に上位下位関係を獲得する.評価実験では,提案手法の適合率が,複数のベースライン手法の適合率に比べて,スコア上位10,000ペアでは0.155から0.650の差で,スコア上位100,000ペアでは0.190から0.500の差で上回ることを確認した.また,提案手法の獲得結果の中には,広く用いられている語彙統語パターンによる手法では獲得できない上位下位関係が多く含まれていることを確認した.
- 出版年月日:
- 2011-12-15 ,
- 巻:
- 52 ,
- 号:
- 12 ,
- ページ:
- 3435-3447 ,
- ISSN:
- 03875806
メディア一撃 人権とメディア(第616回)「北朝鮮」バッシング報道のウソとホント : 平壌・サッカー日朝戦 CiNiiでみる
- 著者名:
- 浅野 健一
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2011-12-02 ,
- 巻:
- 19 ,
- 号:
- 46 ,
- ページ:
- 56-57 ,
- ISSN:
サッカーとスタジアム(ちょっとしたエッセイ,コーヒーブレーク) CiNiiでみる
- 著者名:
- 星 和磨
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2011-11-01 ,
- 巻:
- 67 ,
- 号:
- 11 ,
- ページ:
- - ,
- ISSN:
- 03694232
サッカー (Team Doctor Meeting 2010 ジュニア選手へのチームドクターとしての対応) CiNiiでみる
- 著者名:
- 御園生 剛
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2011-11 ,
- 巻:
- 28 ,
- 号:
- 11 ,
- ページ:
- 1273-1278 ,
- ISSN:
- 02893339
- 著者名:
- 古市 茂
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2011-11 ,
- 巻:
- 50 ,
- 号:
- 11 ,
- ページ:
- 47-53 ,
- ISSN:
- 03864960
- 著者名:
- 抄録:
- 出版年月日:
- 2011-10-05 ,
- 巻:
- 26 ,
- 号:
- 38 ,
- ページ:
- 60-61 ,
- ISSN:
- 09122001
